予防・メンテナンスについて

歯の健康を守るために
予防・メンテナンスを行っています
むし歯や歯周病は、治療すれば終わりではありません。再発を防ぎ健康な歯を保つには、日々のケアと定期的なクリーニングが大切です。当院では、お口の状態やライフスタイルに合わせた予防プランとメンテナンスをご提案しております。通うたびにお口が整っていくのを実感していただけるよう、専門的な視点から丁寧にサポートいたします。
こんな場合はご相談ください
- むし歯や歯周病を予防したい
- 治療した歯を長持ちさせたい
- 歯の定期検診を受けたい
- 歯周病かどうかチェックしたい
- 口臭が気になるので対策したい
- 歯垢や歯石を除去したい
- 歯やお口のメンテナンスをしたい
- 自分に合ったケアを知りたい
当院の予防・メンテナンス

歯科先進国の技術を
取り入れたメンテナンス
従来の歯石除去とは異なる予防処置
当院では、スイス発の「GBT(Guided Biofilm Therapy)」に基づいた予防・メンテナンスを導入しています。バイオフィルム(細菌のかたまり)を優しく除去することで、歯や歯ぐきを傷つけず、むし歯や歯周病の再発を効果的に防ぎます。専門的なトレーニングを受けたSDA(SWISS DENTAL ACADEMY)公認歯科衛生士が、科学的根拠に基づいた快適なクリーニングをご提供いたします。
SDA(SWISS DENTAL ACADEMY)公認歯科衛生士とは
SDA(SWISS DENTAL ACADEMY)とは、スイスに本部を置く歯科医療従事者向けの専門教育機関です。むし歯や歯周病の予防に特化した高度な理論と技術を学ぶことができるアカデミーであり、最終試験に合格するとSDA公認歯科衛生士として認定されます。質の高いバイオフィルム除去技術により、より効果的なメンテナンスをご提供いたします。
GBTのメリット
予防できる
可能になる
予防できる
爽快感を得られる
医療費の軽減につながる
守ることができる
GBTメンテナンスの流れ

担当の歯科衛生士による予防ケアとお口の継続管理
当院では、歯科衛生士の担当制を導入しています。毎回同じ歯科衛生士がメンテナンスを行うことで、小さな変化にも気づきやすく、生活習慣に合わせた予防ケアのご提案が可能です。患者さまとの信頼関係を大切にしながら、お口の健康維持・管理をサポートいたします。
治療内容
プロフェッショナルケア
プロフェッショナルケアとは、歯科医師や歯科衛生士が行うケアのことです。専用の器具を使い、日々の歯みがきでは落としきれない歯垢やバイオフィルム、歯石などを丁寧に除去することで、お口の中を清潔かつ健康に保ちます。定期的にプロフェッショナルケアを受けることで、むし歯や歯周病を予防できます。

スケーリング
専用の器具を用いて、歯みがきでは取り除けない汚れや歯石を除去する処置です。定期的なスケーリングによって、歯周病を予防できます。

エアフロー
微細なパウダーと水流を用いて歯や歯周ポケットの歯垢や着色を除去します。優しく効率的にケアすることで歯周病やむし歯の予防につながります。

ブラッシング指導
むし歯や歯周病を予防するためには毎日のブラッシングが重要です。当院では患者さまのお口や歯並びに合わせたブラッシング指導を行っています。
セルフケア
セルフケアとは、患者さまご自身で行っていただくケアのことです。毎日の歯みがきやデンタルフロス、歯間ブラシなどを使ったセルフケアは、むし歯・歯周病予防に欠かせません。当院では一人ひとりのお口の状態やみがき方の癖に合わせて、適切な清掃方法をアドバイスしています。

歯みがき
適切な方法で歯みがきができると、むし歯や歯周病を予防できます。歯ブラシを当てる際の力加減や動かし方などを見直すことで予防効果を高められます。

補助清掃用具
歯ブラシだけでは届かない歯間や奥歯の汚れには、歯間ブラシやデンタルフロスなどの補助清掃用具が必要です。お口の健康維持につながります。

食習慣の見直し
だらだら食べや甘い物を食べる習慣などは、むし歯や歯周病のリスクを高めます。食生活を整えることも、予防ケアの大切なポイントです。
口腔機能低下症について

お口の機能低下が招く健康リスク
口腔機能低下症とは
口腔機能低下症とは、噛む・飲み込む・話すといったお口の機能低下が見られる疾患です。口腔機能は加齢や病気などで徐々に低下していくことが多く、低栄養や全身の筋力低下、寝たきりにつながる可能性があるため、治療が必要になります。当院では口腔機能低下症のかただけでなく、その前段階であるオーラルフレイルのかたも対象に診療を行っています。口腔機能を維持し、いきいきとした毎日をお過ごしいただくために、予防的なサポートも行っています。
当院での検査・治療
7つの検査項目からお口の状態をチェック
口腔機能を調べるためには、お口の清潔さや乾燥の程度、噛む力、舌や唇の動き、舌の筋力、咀嚼機能、飲み込む力といった7つの項目のチェックする必要があります。当院では、専用機器を用いて各項目を一つずつ測定し、現在のお口の状態を正確に把握したうえで診断を行っています。3項目以上に該当した場合は「口腔機能低下症」と診断されるため、治療方針も含めてご説明をさせていただきます。
歯科衛生士と進める口腔機能トレーニング
口腔機能低下症や、その前段階であるオーラルフレイルと診断されたかたには、口腔機能の維持・改善を目指したサポートが必要です。当院では歯科衛生士が中心となり、一人ひとりのお口の状態や生活スタイルに合わせたトレーニングをご提案しています。口腔機能を保つことは、食べる・話す・笑うといった日常の楽しみを守ることにもつながります。健康的な毎日を目指して、一緒にがんばりましょう。
定期検診について

これからは
「治療」よりも「予防」が肝心
定期検診でお口の健康を
守りましょう
健康的な生活を守るためには、定期検診で歯やお口の健康を維持することが大切です。当院では、歯や歯ぐきの状態を定期的に確認し、専門機器を使ったクリーニングでお口の清潔を保っています。汚れを落とすことで、むし歯や歯周病の予防が可能です。また、定期検診の習慣は、病気の早期発見・早期治療にも効果的です。お口の健康を守るために、3ヵ月に1回はご来院いただくことをおすすめしています。
歯みがきに自信がある人でも
みがき残しは見られます
歯のみがき残しは意外とよく起きています
「しっかり歯みがきできている」と感じているかたでも、みがき残しがあるケースは少なくありません。大手歯科用品メーカーによると、「歯みがきに自信がある」と答えた人に染め出しを行ったところ、十分にみがけていた人はわずか2割程度という結果が出ました。つまり、多くのかたがみがき残しに気付かず生活している可能性があるのです。日頃のセルフケアを見直すために、染め出しによるチェックや歯科衛生士のアドバイスを受けてみることをおすすめします。
費用
料金表
| エアフロー(EMS) | ただいま準備中です |
|---|
※表示金額は全て税込みです
※公的医療保険が適用されない自由診療です
お支払方法
当院では、下記のお支払方法が可能です。

- 現金
- 現金でのお支払い

- クレジットカード
- VISA/JCB/Mastercard/American Express/
Diners Clubなど

- 電子マネー
QRコード決済など

- デンタルローン
- 低金利分割払いでの
お支払い
医療費控除について
1年間(1月1日~12月31日)に10万円以上の医療費を支払った場合は、医療費控除によって一定の金額の所得控除を受けることができます。ご自身の支払いに限らず、生計を共にするご家族が支払った医療費も対象となります。詳しくは国税庁のホームページをご覧ください。
注意点・リスク・副作用
・パウダーによるお口の不快感を伴うことがあります。
・症例により完全に汚れを落としきれない場合があります。
・歯ぐきの腫れや歯肉炎のあるかたは、まれに痛みや出血を伴うことがあります。
・着色汚れ(ステイン)はクリーニング後に再付着することもあります。
よくあるご質問
正しい歯のみがき方を教えてもらえますか?
もちろんです。カルミアデンタルクリニックでは予防・メンテナンスに力を入れており、一度お口の中を見せていただければ、患者さまに適したみがき方をご提案します。小さなお子さまからご高齢のかたまで、一人ひとりに合った方法を担当ドクターが丁寧にご説明します。
予防・メンテナンスでは一般的に何をするのでしょうか?
当院の予防・メンテナンスでは、むし歯や歯周病にならないように定期的なクリーニングや歯みがきのチェック、自分に合った歯ブラシの相談などを行っています。
欧米では約8割の人が予防・メンテナンスのために歯科医院に通院する習慣があり、その結果80歳を超えても20本以上の歯が残り、入れ歯になる人はほとんどいません。一方、日本では予防のために歯医者に通うという習慣がまだ根付いておらず、むし歯や歯周病になってから来院されるかたも少なくありません。大切な歯と生涯付き合っていくために、予防・メンテナンス習慣を身につけましょう。
歯ブラシで舌をみがいてはいけないと聞きました。実際はどうなのですか?
「絶対にみがいてはいけない」ということはありませんが、歯ブラシでみがきすぎると、舌の表面に余計な刺激が加わり続けてしまいます。その結果舌の表面に傷がついたり、痛みの原因になったり、がんなどの病変を誘発する原因になる可能性があります。舌は、舌用のブラシなどを用いて適切な力加減でみがくことが大切です。詳しいみがき方については、当院でもレクチャーしていますので、お気軽にご相談ください。
定期検診にはどれくらいの頻度で通えばいいですか?
定期検診の頻度は、お口の衛生状態によって変わります。きれいな状態が維持されていれば年に1~2回程度で済む場合もあります。一方、お口の衛生状態が悪化している場合は、1~3ヵ月に1回程度通院していただくこともあります。長期間歯医者に行かれていない場合は歯周病になっている可能性もあるため、まずは歯科医院を受診しチェックしてもらいましょう。
歯科医師はどのように自分の歯をみがいていますか?
当院の院長の場合、歯科医師になる前は毎食後頑張って歯をみがいていましたが、歯科医師になってからは定期的なクリーニングとみがき残しチェックを重視するようになりました。歯みがきは回数や時間よりも「どれだけしっかりみがけているか」が大切です。毎日みがいていても、みがき残しがあるとむし歯や歯周病の原因になってしまうため、定期的に歯科でクリーニングを受けることが効果的です。
デンタルリンスによる予防効果はどの程度でしょうか?
お口の健康を守るには、原因となる細菌の数をしっかり減らすことが大切です。デンタルリンスも補助的には役立ちますが、それだけでむし歯や口臭を防ぐのは難しいこともあります。大切なのは、毎日の歯みがきでしっかりと汚れを落とすことです。定期的に歯科医院で歯みがきのチェックを受けたり、プロのクリーニングを受けたりすると効果的なので、お気軽にご相談ください。
むし歯予防に効果的な歯みがきの方法を教えてください。
歯ブラシに加えて、フロス(糸ようじ)を使うことがとても大切です。歯と歯の間はブラシだけではなかなか汚れが落ちないため、フロスを使うことでより効果的にお口を清潔に保つことができます。また、日本では多くのかたが自己流のみがき方をしているため、一度歯科医院で自分に合ったみがき方を教わるのがおすすめです。ちょっとした工夫で、むし歯や歯周病の予防効果を高められます。
薬用マウスウォッシュの効果的な使い方を教えてください。
歯周病や口臭予防を目的とするのであれば、薬用マウスウォッシュだけでは効果は不十分です。原因はお口の中にいる細菌であり、その多くはみがき残した部分に潜んでいます。しっかり予防するには、歯のみがき残しをきちんと取り除くことが大切です。自分では気づきにくい部分もありますので、歯科医院でみがき方のアドバイスを受けたうえで、薬用マウスウォッシュを使用していきましょう。
デンタルフロスで歯の隙間が広がらないか心配です。
ご安心ください。フロスを使ったからといって、歯の隙間が広がることはありません。もし隙間ができてきたと感じる場合は、歯ぐきの腫れや歯周病など、別の原因があるかもしれません。一度、歯科医院で確認してもらうと安心です。フロスは歯と歯の間の汚れを落とす大切な道具ですので、1日1回を目安に取り入れることをおすすめします。
歯肉炎予防におすすめの歯みがき粉、成分はなんですか?
歯肉炎はお口の中の細菌によって起こるため、歯みがき粉の成分だけを重視しても予防できません。それよりも大切なのは、正しい歯のみがき方を身につけてしっかりと汚れを落とすことです。極端な話ですが、きちんとみがけていれば水だけでみがいても歯肉炎にならない場合もあります。まずはみがき残しをなくすことを意識してみましょう。
歯みがき以外にも歯石を予防する方法はありますか?
毎日の歯みがきに加えて、フロス(糸ようじ)を使うこと、そして定期的に歯科医院でみがき方をチェックしてもらうことがとても大切です。実は自分ではしっかりみがいているつもりでも、すべての場所を完璧にみがけている人はほとんどいません。プロのサポートを受けながら、少しずつ歯石の蓄積を防いでいきましょう。
歯石除去の頻度はどれくらいがいいですか?
歯石除去の頻度はお口の中の状態によって変動します。一般的に、歯のクリーニングは数ヵ月に1回程度が目安と言われているため、まずは歯科医院を受診しご相談してみるとよいでしょう。なお、歯石の蓄積を防ぐためには、適切な歯みがきの仕方を身につけることが大切です。歯石があるとその部分は歯ブラシが届きにくくなるため、歯科医院で自分に合ったみがき方を教えてもらいましょう。
特に歯みがきをすると良い時間やタイミングがあれば教えてください。
一番大切なのは、寝る前の歯みがきです。お口の中の細菌は寝ている間に増えやすくなるため、寝る前にしっかりと歯をみがいて、細菌の数を減らしておくことが大切です。こうしたポイントを意識することで、しっかりとお口の健康を守ることができます。
年齢が上がると共に気をつけた方がいいことはありますか?
30歳を過ぎると、歯周病のリスクがぐんと高まります。過去の研究データでは、日本人の約8割が歯周病にかかっているといった報告もありましたが、歯周病は痛みなどが少ないため、気づかないまま過ごしているかたが多い現状があります。自己流の歯みがきでは、ずっとみがけていない場所があるかもしれません。歯科医院で一度チェックを受けて、正しいみがき方を身につけることから始めましょう。
数年後に総入れ歯になると言われました。今からできることはありませんか?
患者さまの年齢やお口の状態にもよりますが、一つ言えるのは、「いずれ全部の歯を抜くことになるかもしれない」という前提で受け身のまま過ごすのは、あまりおすすめできないということです。できるだけご自身の歯を長く保つためには、今どのような治療が必要なのかをしっかり考え、進めていくことが大切になります。大切な歯を生涯にわたり守るために、まずはお気軽にご相談ください。
歯のオーラルケアの種類や料金を教えてください。
歯科医院によって予防やオーラルケアの進め方は少しずつ異なるため、かかる費用にも幅があります。大切なのは、ご自身に合ったケアが受けられることです。予防・メンテナンスに力を入れている歯科医院で、お口の状態やご希望に合わせた方法を相談されると安心です。








