テルプラグを使用した場合としない場合の違い
テルプラグを使用しない場合
・傷口の回復に時間がかかり、その分痛みも長く続く場合があります。
・抜歯後のスペースを空けた状態で長期間放置すると、支えを失った状態が続くため、骨が下がってしまいます。
・回復後も歯肉の表面に凸凹ができやすくなります。

テルプラグを使用した場合
・テルプラグによって、スムーズに骨の回復・再生が始まります。
・抜歯後の出血や痛みを抑え、感染を防ぎます。
・抜歯後のスペースにテルプラグが入り、スペースをふさぎます。
・テルプラグのコラーゲンで回復・再生も早くすすむため、歯肉の表面に凸凹ができることを防げます。
テルプラグは、抜歯後の傷口をふさぎ、血液や組織液の漏出を防ぎます。これにより、抜歯後の出血や腫れを抑えることができます。
また、テルプラグに含まれるコラーゲンにより、骨の生成が促進されます。さらに、抜歯後の傷口をふさぎ、歯肉の凸凹を防ぐ効果も期待できます。歯肉の凸凹は、歯の再植やインプラント治療を妨げる原因となるため、テルプラグを用いることで、これらの治療をスムーズに行うことが可能です。

テルプラグの注意点
テルプラグは、抜歯直後に行うと効果的です。抜歯後数日経ってから行うと、テルプラグが骨に定着しなくなってしまいます。
また、テルプラグはあくまでも補助的な治療であり、抜歯後の回復には個人差があります。抜歯後の回復具合については、担当の歯科医師に相談しましょう。
テルプラグについてのよくある質問
Qテルプラグとはどのようなものですか?
テルプラグは、コラーゲン製剤の抜歯創用保護材です。コラーゲンは、人体の組織にも含まれているタンパク質で、創傷治癒に重要な役割を果たします。
Aテルプラグのメリット
1.骨の吸収を抑える
2.抜歯後の出血や痛みを抑える
3.抜歯後の感染を防ぐ
4.抜歯後の回復を早める
5.歯肉の表面に凸凹ができるのを防ぐ
Qテルプラグはどのような人に向いていますか?
Aテルプラグは、以下の人に向いています。

・抜歯後の出血や痛みを抑えたい方
・抜歯後の回復を早めたい方
・入れ歯やインプラント治療を控えている方
・前歯の抜歯など、審美的に早期回復が必要と思われる方
・抜歯後の歯肉の凸凹を防ぎたい方
Qテルプラグはどのような場合に使用されますか?
Aテルプラグは、抜歯後の痛みを抑えて回復を早めたい場合、また歯肉の凸凹を防ぎたい場合などに使用されます。
Qテルプラグはいつから使用できますか?
Aテルプラグは、抜歯後直後に使用すると効果的です。抜歯後数日経ってから行うと、テルプラグが骨に定着しなくなります。
Qテルプラグはどのような副作用がありますか?
Aテルプラグは、体内に吸収されるため、取り出す必要はありませんが、まれに異物反応を起こすことがあります。異物反応の症状としては、発赤や腫れ、痛みなどがあります。
Qテルプラグはどのように使われますか?
Aテルプラグは、抜歯後に歯科医師によって使われます。抜歯窩(歯を抜いた後の穴)を清潔に洗浄した後、テルプラグを充填し、縫合で固定します。
Qテルプラグの使用後はどのようなことに気を付ければいいですか?
Aテルプラグの使用後は、以下のことに気を付けましょう。
・抜歯窩を清潔に保つ
・抜歯窩に強い力をかけない
・抜歯窩に刺激を与えない
Qテルプラグは使用後どうなりますか?
Aテルプラグは、抜歯後約1~3か月で体内に吸収されます。テルプラグが吸収された後、骨と歯肉は自然に再生していきます。
Qテルプラグは痛いですか?
テルプラグのまとめ
テルプラグは、抜歯後の出血や痛みを抑え、回復を早めることができます。
また、抜歯後の歯肉の凸凹を防ぐためにも効果的な治療法です。抜歯のご予定のある方、治療内容に興味のある方はお気軽にご相談ください。
