歯医者が怖くて通院できない患者さんへ(歯科恐怖症外来)
墨田区鐘ヶ淵の歯科、カルミアデンタルクリニックのブログです。
歯医者が怖い、苦手、虫歯があるのは分かっているのに歯科に行けないという方、いらっしゃいませんか?それはもしかすると、歯科恐怖症かもしれません。
歯医者や歯の治療に対して強い恐怖感を抱くことを、歯科恐怖症といいます。
歯科恐怖症患者は全国に500万人いるとも言われています。20人に1人、1クラスに2人くらいの割合ですね。
歯科恐怖症の傾向がある方は、虫歯になっても歯科を簡単には受診ができず、痛み止めを飲んでやり過ごす方もよくいらっしゃいます。しかし虫歯は自然治癒しないので、悪化の一方です。
そこで今回は、歯科恐怖症の原因や症状、歯科恐怖症を乗り越えるために必要なこと、当院でおすすめしている治療についてお伝えしてきます。
歯科恐怖症には原因はさまざまですが、過去の痛みや不快な体験、他人の話やテレビなどから影響を受けていると考えられます。具体的には、次のような体験です。
・小さい頃、歯科治療の嫌な思い出が忘れられない
・機械の音がキライ、削られるのがイヤ
・歯医者の匂いが合わない
・先生が怖かった
・麻酔の注射が怖い、麻酔が効かなかった
・口の中に器具を入れて吐きそうになった
・歯の型取りが苦しくてオエっとなった
・とがった機材の先端が怖い
・狭い空間が苦手、パニック障害がある
・昔見たアニメの歯医者さんが怖すぎた
歯科恐怖症にはいろいろな症状がありますが、ここでは3点にまとめます。以下のような症状があれば、もしかしたらあなたも歯科恐怖症の傾向があるかもしれません。
①不安や恐怖を強く感じる
歯医者さんや治療を考えるだけで、心臓がドキドキし、怖くてたまらなくなる。
②歯医者を避けたい気持ちが強い
治療や検診が近づくと、不安や恐怖で頭がいっぱいになり普段の生活にも影響が出ること。
恐怖心から、歯医者さんの予約をキャンセルしたり、治療や検診を避けたりする。
③体に拒否反応が出る
歯医者さんに行くと手汗や顔の赤らみなど、体が緊張していることを示す反応が出てしまう。
このような症状にお心当たりのある方、お困りの方は、歯科受診の際にスタッフにひと言お伝えくださいね。
歯科恐怖症を克服するためには、まずは自分の恐怖心に向き合い、それがどこから来るのかを理解することが大切です。ご自分での解決は難しく、専門家のサポートが必要になります。
当院では治療前に、患者さんが不安に思うこと、わからないことをじっくりお話しする時間を取っています。無理な治療は進めません。安心して、リラックスできるようにサポートしています。まずはカウンセリングでじっくりと話を伺い、どのように診療を進めていくのかご説明させていただきます。 いきなり治療を始めることはいたしませんので、ご安心くださいね。
カウンセリングをしても、やっぱりどうしても治療が不安。具合が悪くなる。そのような場合には、静脈内鎮静法を使った治療もおすすめです。
治療中の痛みをほとんど感じずに治療を終えることができまし、治療も短時間で終えることができます。次回の歯科治療への恐怖が軽減されることも期待できます。患者さんの状態によって保険適用となりますので、まずは、当院にご相談ください。
歯の健康は全身の健康にも関係しますので、放置はできません。歯科恐怖症は一人で悩まず、専門医のサポートをうまく利用して克服しましょう。当院では無料カウンセリングも行っておりますので、お気兼ねなくご相談ください。
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