墨田区鐘ヶ淵の歯科・歯医者

〒131-0031 東京都墨田区墨田2-36-11 ベルクス墨田店 パシオス棟2階
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赤ちゃんへ虫歯を移さない方法

墨田区鐘ヶ淵の歯科、カルミアデンタルクリニックです。

世の中にはさまざまな感染症がありますが、虫歯も感染症のひとつです。

感染症の中でも身近な虫歯ですが、生まれたばかりの赤ちゃんの口の中に虫歯菌はゼロ。

そのため、小さな子どもが虫歯になる理由は、どこかのタイミングで虫歯菌がうつったことを意味します。

 

患者さんからも、

 「赤ちゃんのほっぺにキスしただけでも赤ちゃんが虫歯になる?」

 「誰かがくしゃみをしたら、近くにいる赤ちゃんに虫歯菌がうつるの?」

などと聞かれることは少なくありません。

 

今回は、赤ちゃんに虫歯が感染する経緯や、虫歯対策の知識についてご紹介します。ご家族が知っておけば、赤ちゃんへの虫歯感染を予防することができます。ぜひ最後までご覧ください。

墨田区鐘ヶ淵の歯医者カルミアデンタルクリニック 虫歯を移さない方法

生まれた後に虫歯菌に感染する

赤ちゃんの口の中には虫歯菌はいません。

なぜなら、胎内は無菌状態だからです。

赤ちゃんが最初に感染する菌はビフィズス菌で、赤ちゃんが生まれてくるときに通る産道でお母さんから受け取ります。

赤ちゃんは、生まれて外の世界に出てから、さまざまな菌に感染して慣れていくのです。

ご家族の唾液が虫歯菌の感染源

赤ちゃんは虫歯菌ゼロの状態でこの世に誕生します。

では、いつどこでどのように感染するのでしょうか。

虫歯菌がうつる経路は経口感染または飛沫感染。

特に、一番身近にいるご家族の唾液が虫歯菌の感染源のひとつです。

赤ちゃんへの虫歯感染対策のポイント

赤ちゃんへの虫歯感染対策のポイントは『大人の唾液が赤ちゃんに触れなければ感染リスクは低い』という点です。

食器の共有はせずに、食器用洗剤できちんと洗っていれば大丈夫です。

ついついやってしまうことがあるのが、「ペットボトルを共有する」こと、これももちろん感染の原因になります。外出中などは油断してしまいがちなので、注意が必要です。

また、くしゃみを赤ちゃんの傍らでしても飛沫感染してしまいます。

頬へのキスは軽いものなら感染の可能性は低くなるかと思いますが、頬に唾液が付くほどの愛情表現は避けましょう。

また、離乳食期になりフーフーして冷ますとき、知らないうちに唾液が飛んでしまう可能性があるため、避けたほうが無難です。

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ご家族の口内環境を清潔にしよう
墨田区鐘ヶ淵の歯医者カルミアデンタルクリニック ご家族の口内環境を清潔に

日常生活で気を付けること意識すると、リスクだらけなことに気づきますよね。

そこで、ご家族ができる虫歯菌感染対策として、家族みんなの口の中を清潔にしておくことも方法のひとつです。

口の中を清潔にすることは虫歯菌感染のリスク管理だけではなく、ご家族自身の口の中に発生するトラブルを回避することにもつながります。

唾液の中の虫歯菌が少なければ、赤ちゃんへの虫歯菌感染リスクが低くなるので、赤ちゃんとスキンシップが取りやすくなります。

ご家族の口内環境を整えるための3つのポイント

口の中を清潔にしておくためには、以下の3つがポイントです。

●  出産前に歯科受診を済ませる

●  歯みがき・うがい・ガムを噛む回数を増やす

●  食後にお茶を飲む

唾液中の虫歯菌が少なければ、赤ちゃんへの感染リスクは回避できます。

ただし、唾液中の虫歯菌を減らすには時間がかかるのが現状です。そのため、ご家族ともに妊娠前から口内環境を整えましょう。

妊娠後期までには口内環境が整っているのがベストです。妊娠後期になると出産準備で忙しくなったり、歯科に通ったりするのが難しくなる可能性があります。

1歳半から3歳までを乗り切る

赤ちゃんの虫歯の主な感染源がご家族だと思うと、赤ちゃんが虫歯になったとき責任を感じる方も少なくありません。

感染しないように気をつけていても、終わりが見えなければモチベーションを維持しにくいのが現状です。

実は、乗り切る目安の時期があります。

それは、1歳半から3歳までの乳歯が生え揃う『感染の窓』と呼ばれ、窓がオープンになっていてさまざまな菌と共に、虫歯菌が赤ちゃんの口に一気に入ってきます。

ただ、窓は3歳を過ぎると閉じるため、感染する可能性は低下します。

さらに、口の中の善玉菌と虫歯菌のバランスがほぼ決まり、大病などをしない限り大きくバランスが崩れることは無いと言われています。

よって、3歳過ぎまでを一つの目安として、それまではだ液を介した感染に注意しましょう。

カルミアデンタルクリニックは全力で応援いたしますので、どんな些細なことでも心配なことがあればご家族みんなでご受診ください。

まとめ

お腹の中では赤ちゃんは無菌状態で過ごしているため、口の中に虫歯菌はいません。

出生後、ご家族のだ液を介して虫歯菌に感染します。

しかし、唾液による虫歯菌の感染を完全に防ぐことは困難です。

ご家族の口内環境を整え、だ液内の虫歯菌を減らすことが赤ちゃんへの虫歯感染を防ぐ方法の一つとなります。

また、食器や食べ物の共有は特に気を付けましょう。

3才を過ぎると感染リスクは下がりますので、ご家族の頑張りどころです。

自身でのケアはもちろん、歯科を上手に利用して口内コントロールをしましょう。

検診・歯石取り・歯のクリーニング・フッ素塗布などもご予約いただけます。3か月先のご予約もお気軽にどうぞ。

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